| 「健康診断を受ける」の巻 |
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5月に職場で健康診断があったが、受け損ねたため、
市で、無料で実施している健康診断を受けた。
健康診断の結果を職場に提出しなければならないのだ。
6月に市の健康診断を受け、1ヵ月後に検査結果が郵送で送られてきた。 結果、再検査の通知があった。 潜血があるので、医療機関での再検査をすすめる、と記してあった。 う〜ん、なんでだろう。考えられるのは腎臓であろう。 しかし、私には腎臓の持病はない。急性腎炎であろうか。 早い方がよかろう、と思い、行きつけの病院へ行くことにした。 行きつけといっても、前回行ったのはたしか、8年ほど前である。 8年もの間、病院とは縁がなかったのだ。 さすがに、8年も間があくと、私のカルテはなくなっていた。 まったくの初診扱いで、カルテを新しく作成することになった。 残念な事に、医師(女医さんです)は私のことを憶えておらず、 少々がっかりした (8年もの空白があるので忘れられていて当然か)。 |
| 8/9 「再検査」の巻 |
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前回書き忘れた、というか、本来なら最初に書いておくべきだった事を思い出した。
前回、潜血が出たと書いたが、尿検査の結果の末である。
(わかってますよネ。一応念のために) それと、市で行った健康診断の内容は、尿・血圧・胸部レントゲンである。 血液検査もあるらしいが、40歳以上なので私は対象外。 本来受けるはずだった職場の健康診断は、上記の内容に身長・体重・聴覚が加わるだけである。 血液・胃の検査もあるらしいが、こちらも40歳以上だそうだ。 ちなみに、健康診断は職場で21歳の時に受けて以来、実に14年ぶりに受けた。 さて、前回の続きの本題に入る。 尿検査で潜血が出た、と書いたが、もっと細かく言うと、 +(プラス)の中でも一番最悪のプラスであった。 たぶん、出血の量が多いのであろう。 病院へ再検査へ行くと、やはり診察前に尿検査を行うことになった。 看護婦さんに呼ばれ、 「はい、では潜血が出たということなので、再検査をするので 尿をとっていただきますね。 その際に、最初と最後の尿ではなく、中間尿をこのコップにとって下さいネ。」 看護婦さんはにこやかに言った。 中間尿。市の健康診断の時そんな採り方したっけ? かなりいい加減である。(私が) 中間尿ってことは、一回おしっこを止めるのよね。 そんな技、私にできるかな、 など余計な心配をしたが、なんなく無事に済んだ。 次に、血圧を測ることになった。 市の健康診断の時に初めて体験したが、どうも電動血圧計は好きになれない。 やはり血圧は、看護婦さんが手動でやってくれるシュポシュポ式の方が好きだ。 この病院でももちろん、自動血圧計である。 血圧を測るのは、次女の出産以来、10年ぶりであった。 |
| 8/10 「検査結果」の巻 |
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尿と血圧を測り、尿検査の結果が出るまで待合室で待たされた。
しばらくして、結果が出たらしく、診察室へ呼ばれた。
尿検査の結果、またもや潜血が出ており、今回は蛋白も出た、ということだった。 考えられるのは、腎臓。 喉にくる風邪(ヨウレン菌)を引いたときに そのヨウレン菌が腎臓に影響を及ぼし、炎症を起こすことがあるそうだ。 ヨウレン菌が影響を及ぼしたかどうかは、血液検査をすれば明らかになるそうだ。 血液検査をすることに決まり、 ついで、と言ってはなんだが、この際、いい機会なので 他の項目の血液検査もすることになった。 13年前、肝臓を患い(輸血後の肝炎)、入院や長期(3、4年だろうか)に渡って治療を 行った、という過去がある。 肝臓は一度完治しても、再発する恐れがある。 また、沈黙の臓器と言われており、症状がなく、 症状が出た頃にはすでに重病であるそうだ。 13年前、肝臓を悪くしたとき、私には全く症状がなかった。 血液検査での、肝機能の検査結果は通常5〜40が正常値とされるが、 私の場合、200数値が出た。 これくらい出ると、だるさや食欲不振、疲れやすくなったりするそうだ。 が、私の場合は元気そのものだったのだ。 肝臓は本当に怖い臓器である。 話が横道にそれたが、そういったこともあり、 肝機能等の血液検査も行うことになった。 それと、腎臓の炎症を見るために、 エコーをすることになった。 血液検査はこの日、診察終了後行ったが、 エコーは検査予約をし、次の診察の際に行うことになった。 |
| 8/17 「エコー検査」の巻 |
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一週間後に血液検査の結果報告も兼ねて、
同日、エコーの予約もとった。
エコーを受ける際に注意事項が2点ある。 エコー前日は夜の9時以降食事厳禁。 もう1点は、尿をためておくコト。エコーをする際、尿がたまっている状態でなければならない。 そうでないとキレイに見えないそうだ。 さて、エコー検査の日がやってきた。 尿をためておかなければならないので、朝4時半頃に起きて用を足して また寝た。 (食事・水分を摂れないので、エネルギーを消耗しないよう、なるべく動きたくないのだ) 検査時間は10時半である。 ところが、10時ちょっと前に家を出る頃になって、 急にトイレに行きたくなった。 今まで、尿がたまっている感じはしていたが、もれそうな程ではなかった。 しかし急に、もれる寸前状態である。 こうなるとどうしようもない。引っ込みがつかない。 やばいっ。 一刻も早く病院へ行くことにした。 (早く行っても、検査時間は早くならない) 病院へ着くと、ちょっとでも動くと危険状態なので、イスに座りじっとしていた。 ようやく呼ばれ、看護婦さんに 「尿たまってますか?」 と聞かれた。 私は思わず、 「もれそうです」 と言ってしまい苦笑された。 この病院は、個人病院で、院長(奥様)が内科、副院長(だんな様)が外科で ご夫婦でやっておられる。 今回はエコー検査なので、外科の副院長先生に診ていただいた。 エコーを行っている間、副院長は 「思っているより全体的に臓器が小ぶりだね」 と言い、その言葉に、私と看護婦さんは顔を見合わせニコッとした。(なぜか) エコー検査が終了し、 「胃も腎臓もキレイですよ」 と言われ、ホッとした。 検査終了後、再び尿検査をした。 尿がたまっていたので丁度よかった。 尿検査の結果が出たので、再度診察室に呼ばれた。 「エコーで腎臓を診ても、キレイだったし、血液検査でも異常はありませんでした。 が、尿検査ではまた血尿と蛋白が出ています。腎臓以外で考えられるのは膠原病です。 膠原病は外科ではなく、内科ですので、カルテをそちらに回しますので院長に診てもらってください。 」 こうして再び内科の診察室へ呼ばれるのであった。 |
| 8/30 「異常」の巻 |
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内科へ行くと、院長から話があった。
まず、血液検査の結果、肝機能は正常だった。 コチラの方も少々心配だったのでホッとした。 エコーで見た限り、腎臓は正常。 血液検査でも全ての項目は正常値であった。 ただ一つ、血清補体価に関しては異常があった。 正常値が30〜40に対して、私のは12以下だったのだ。 膠原病を患っているヒトでも、ここまで数値は下がらないのだそうだ。 この異常な数値とまだ続いている潜血及び蛋白尿。 これは膠原病と考えられるので、もう少し詳しく検査をすることになった。 |
| 9/04 「保険の利かない検査」の巻 |
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医師から膠原病と考えられる、と診断されたが、
私自身思うに、自分の体が病に侵されている気がしなかった。
医師が膠原病の症状をいくつか挙げたが、どれ一つとして 当てはまらなかった。 医師は首をかしげている。 検査は血液検査で、膠原病にかかっているのかを数値で確認する。 検査結果が出るまで、1週間程要した。 1週間後、検査結果を聞きに病院へ出向いた。 検査の結果、膠原病ではなかった。 しかし、前回同様、血清補体価は異常値だった。 この時、尿検査を行い、結果、潜血、蛋白共に−(マイナス)だった。 とすると、血清補体価の異常はなんなのか。 もともと生まれつきのものなのか、 それとも、他に異常があるのか。 医師は実に不思議がっていた。 このような症例は今までになく、初めての病症です、と医師は言った。 実は、前回の診察の際に、 医師の知り合いに、膠原病を専門としている医師がおり、 そちらに血清補体価の異常値のことを聞いて下さっていたのだ。 医師は何度も、 「専門外なので、私自身で詳しい診断ができなくてゴメンナサイ」 と言い、専門医から聞いた血清補体価についての話をして下さった。 この医師は、患者の立場にたって診る、ことを観念としており、 信頼できる医師である。 内容は実に難しい話で、ここで文章に書く事ができなくて残念である。 (私に文才があれば・・・) 結論から言うと、 特殊な検査をすると、血清補体価の異常の原因が解るそうだ。 その検査は保険が利かないので、医師は 私にその検査をすることをムリには進めなかった。 検査をしなくてもよいのか? 大丈夫なのか? ということを聞こうとしたら、 医師が言った。 「保険の利かない検査の分は、こちら(病院)で負担しましょう。 ホミさんが、せっかくここまで検査検査で頑張ってこえられて、 このまま原因を突き止めずに終わってしまうのも申し訳ない。 私も医師として、追及し、知っておきたいし、私自身の勉強にもなるので、 検査しましょう。」 |
| 10/08 「最後の検査」の巻 |
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さて、血清補体価の異常値の原因を突き止める検査をすることになった。
検査と言っても、血液検査である。
この検査方法を、専門の医師に聞いて下さり、 FAXで返答がきたようで、私にその返信FAXを見せてくれた。 コピーまでして下さり、今もココにあるが、 何しろ、専門用語で書かれてあるので、理解しにくい。 冷凍する、と書かれてある。(そこだけ理解出来た) とにかく、難しい検査なのだ。 ここまで書いておきながら説明できなくてスミマセン。 検査結果がでるまで1週間ほどかかった。 結果、異常なかった。 いや、数値は異常なのだけど、今回の詳しい検査での数値は正常値であった。 よかった、本当によかった。 「なにかあったら、またいつでも来て下さいね」 医師は最後に言った。 今回、数回に渡って行われた検査。 私は、この医師によって、精神的にだいぶ救われたような気がする。 職場に健康診断結果を提出しなければならないため、 気軽な気持ちで受けた市の健康診断。 潜血、の検査結果が、これほどまでに奥深く追求することになるとは思いも寄らなかった。 今回のコトで、健康が一番だとつくづく思った。 あらゆる検査を受け、現在の私は健康体であることが解ってよかったと思う。 |